ボカロと人の歌う声の違いについて
今日、最後の定期テストが終わった。
家に帰り、明日提出のワークをやりながらボカロの曲を聞いていた。
ボカロの曲ってなんか、食べものに例えるならハンバーガーみたいなものだと思う。
手軽で、あまり良い物ではない。中には良い物もあるが、基本的にはどちらかと言えば質の悪い物に入る。しかし時たま無性に聞きたくなる。そんな感じ。
しかし、ボカロの曲も所謂歌い手の歌うものと原曲ではまったく違うもののような気がする。
ボカロの声というのは、ボーカルではなく楽器の一つのようなもので、だからボカロの曲というのはインスト曲とあまり変わらないような気がする。
対して人の声はボーカルであるから、それは楽器とは言えない。
その最大の違いはやはり歌っているものだろう。
人の歌う声は、しっかりと歌詞を歌っているものが多い。一部例外もあるが、基本的に人の歌うものは歌詞を歌うものだ。
それに対し、ボカロの声というものは、音を歌っている。歌詞の音をなぞっているから、それはつまり楽器である。
だから、ボカロの曲の原曲は、まったく歌詞が耳に入ってこない。しかし歌ってみたも歌詞は耳に入るが、原曲にあったその曲らしいいいところがなくなってしまう。
ほとんど関係ないが、某あけびの歌はどちらかというとボカロ曲に近いものを感じる。
あと歌い手の中で、聞いてみて思ったがおそらく私はVIP店長さんと蛇足さんがあまり好きではないようだ。
店長の方は、なんか力強いと汚いをはき違えてる気がする。あと綺麗な時と汚いときとでまったく声が違う。もう根っこから違いすぎて誰これってなる。
蛇足の方は、なんか聞いてて恥ずかしくなってくる。へたくそなV系バンドのボーカルみたいな歌い方してるし、カッコつけてドヤ顔で歌ってる感じがぷんぷんして聞くともやもやする。なんかこう、クラスの勘違いオタクがカッコつけて歌ってるような、そんな感じ。
ボカロの曲はボカロが歌った方がいいし、普通の人の曲は普通の人が歌った方がいい。今日はそう思った。